赤ちゃんの保湿剤おすすめランキング

赤ちゃんは体温が高く新陳代謝が盛んです。あんなに小さな体でも汗腺は大人と同じ数だけあるので、赤ちゃんはとても汗っかき。肌はしっとりと潤っていて一見保湿なんて必要なさそうですが、実は乾燥しがちな特徴があります。国立成育医療研究センターによると、新生児の頃から保湿剤を塗布することでアトピー発症率を低下できるという論文が発表されています。赤ちゃんの肌荒れ・アトピー予防に必須な保湿ケア、おすすめのベビーローションなどをご紹介します。

赤ちゃんの保湿ケアは1年を通して必要な理由

赤ちゃん 保湿

理由① 赤ちゃんの肌は夏でもカサカサ乾燥している

赤ちゃんの肌といえば、「モチモチ」「ぷるぷる」で潤っている印象がありませんか? 「赤ちゃん肌」と例えられるほどきれいな肌は女性の憧れです。特別な保湿なんて必要がないようにも感じます。しかし実際の赤ちゃんの肌は、世間のイメージと反してとても乾燥しやすい性質を持っています。

もともと産まれたばかりの新生児の赤ちゃんは、ママからもらったクリーム状の「胎脂(たいし)」がついていて肌はしっとりしています。加えて、ホルモンの影響によって皮脂分泌が盛んで肌は潤っている状態です。しかし、生後2~3ヶ月を過ぎるとホルモンの影響がなくなり、急激に肌の乾燥が進み慢性的な乾燥肌に。

この乾燥肌は赤ちゃんの皮膚構造が原因になっています。赤ちゃんの皮膚は大人の半分程度の薄さで、約1mm程度しかありません。水分を留めておくことができず、外気の乾燥によってすぐに乾燥してしまうのです。

また、外気の乾燥が激しい秋~冬場に限らず湿気のある夏場においても、冷房や紫外線によるダメージによって皮膚の水分はすぐに蒸発してしまいます。赤ちゃんは、冬も夏も関係なく1年中乾燥肌で保湿ケアが必要といえるのです。

※参考文献:村記念愛成病院ホームページ「赤ちゃんのスキンケア」

理由② 赤ちゃんの乾燥肌は肌荒れ・乳児湿疹の原因に

赤ちゃんの乾燥肌は放っておくと、乾燥性湿疹の原因になってしまいます。ほっぺが真っ赤になるほどカサカサになり、ぶつぶつの湿疹が出てきます。カサカサ乾燥肌は赤ちゃんにとってかゆみを伴うため、我慢できずに掻き毟ってしまい、悪化してしまうことに…。中にはとびひを引き起こしてしまう赤ちゃんもいます。掻き壊すのを防ぐためにミトンをしている赤ちゃんも少なくありませんよね。

また、乾燥性湿疹だけでなく、新生児ニキビや乳児脂漏性湿疹、おむつかぶれなどの肌荒れも、肌を清潔にした上でしっかり保湿してあげることで改善が期待できます。

理由③ 赤ちゃんの保湿はあせも予防にも

新陳代謝が盛んで汗をよくかく赤ちゃんにとって、夏は肌トラブルが多くなる季節。特にあせもはほとんどの赤ちゃんが経験する乳児湿疹です。あせもの対策の基本は、皮脂・汗の汚れを取り除き、毛穴詰まりを解消してあげることです。

しかし、お風呂の入れ過ぎや過剰な洗浄は逆効果。赤ちゃんをお風呂に入れてやさしく洗ってあげた後は、保湿ケアで必要な水分を補ってあげましょう。湿気が多い日本の夏において、保湿ケアは余計に肌がベタベタして肌荒れが悪化するのでは…と懸念するママも多いようですが、肌のバリア機能を高めてあげることがあせも予防にも効果的です。

アトピー性皮膚炎の発症が保湿剤で防げる!?

赤ちゃん アトピー性皮膚炎 予防

肌のバリア機能の役割を果たしている皮脂・油分の分泌量が少ない赤ちゃん。ただでさえ乾燥やよだれなどの外部刺激に弱い赤ちゃんの肌は、乾燥によってさらにデリケートになってしまい、肌荒れがアトピー性皮膚炎へと発展しやすくなってしまうのです。保湿ケアをしてあげることで、皮膚表面の細胞と細胞をしっかりくっつけてアレルゲンの侵入を防ぎ、水分を保ち潤いのある肌をつくってあげることができます。

2014年に発表された国立成育医療研究センターの調査によると、生後1週目の新生児の赤ちゃんの頃から生後8ヶ月まで保湿剤を塗布しているグループと、そうでないグループに分けたところ、保湿剤を塗っているグループの赤ちゃんは後者のグループよりも約3割もアトピー性皮膚炎になりにくかったという結果が出ています。

※参考文献:国立成育医療研究センター「世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見(アトピー性皮膚炎発症が卵アレルギーの発症と関連)」

赤ちゃんの肌荒れや乳児湿疹、アトピー性皮膚炎を予防・改善するためにも、赤ちゃんにしっかりと保湿ケアをしてあげましょう!!

赤ちゃんの肌荒れ・アトピー予防に効果的な保湿ケア方法

赤ちゃん お風呂

汚れたママはNG。まずは肌を清潔に

赤ちゃんに保湿ケアの前には、肌を清潔にしてからおこないましょう。汗や皮脂汚れを残したままで上から保湿剤を重ねても効果はありません。皮膚表面を健やかな状態にしてから保湿ケアを始めましょう!

また、赤ちゃんが乾燥肌だからといって、毎日のお風呂が必要ないと思っているママ・パパもいるようですが、それは間違い。赤ちゃんの健康な肌づくりにお風呂での清潔さを保つことは欠かせません。ただし、ゴシゴシと肌に摩擦を与えないように、ベビーソープをよく泡立てて、泡を体に撫でるようにやさしく洗ってあげましょう。その際は、忘れがちな耳の裏やあごまわり、赤ちゃんのムチムチな体のシワになっている部分も汗や汚れが溜まっているので抜かりなく洗います。

お風呂上がりの保湿ケアがもっとも効果的

お風呂上がりは、肌の水分が蒸発しやすく10分も放っておくとたちまち乾燥肌になってしまいます。お風呂上がりは、5分以内を目安にして保湿ケアをおこなってあげましょう。肌がやわらかくなっているため、保湿剤が浸透しやすくもっとも保湿ケアに向いているタイミングです。

保湿ケアの手順

ママ・パパの手も清潔にしたら、ベビーローションの適量を手に取りましょう。赤ちゃんのそれぞれの手脚に対して5円硬貨大、腹側・背中側それぞれに500円硬貨大の量が目安です。腕は付け根から指先へ、足は付け根からつま先へ、体の中心から外側へやさしく馴染ませてあげます。赤ちゃんのしわになっている部分も忘れずに。最後に、ほっぺは特にカサカサが気になる部分なので、顔は入念に保湿してあげてください。また、保湿ケアをおこなう際は、赤ちゃんが風邪を引かないように、室内の温度にも気を付けてください。

赤ちゃんの保湿剤の種類

ベビーローション 保湿剤

赤ちゃんの保湿アイテムには、大きく分けてベビーローションベビーオイルベビークリームの3種類があります。それぞれ異なる特徴と使い方があります。

●ベビーローション

ベビーローションはサラサラとした乳液状の保湿剤です。伸びがよく塗りやすいので、赤ちゃんの顔から全身のスキンケアにぴったりです。顔に塗ってもベトベトしないので、赤ちゃんも嫌がらずに付けさえてくれます。ベビーローションは肌に水分を補ってくれる効果があるため、水分量の足りない赤ちゃんにはマスト。肌にちょっと乾燥が気になる時にもサッと塗ることができるので、常備しておきたい保湿アイテムです。

●ベビーオイル

ベビーオイルはおもにベビーマッサージの際、肌の摩擦を防ぐために使用します。その名のとおり「オイル」なので、こっくりとした重めのテクスチャーです。水分が含まれていないため、ベビーローションでまずは水分を補給してあげてから、乾燥や肌荒れが気になる部分に「蓋」をする感覚でベビーオイルを塗ってあげるとよいでしょう。また、ベビーオイルは、赤ちゃんのおむつまわりのケアや耳掃除、頭皮ケア、ママのクレンジングやヘアオイルとしても使える万能アイテムです。

●ベビークリーム

ベビークリームはちょうど、ベビーローションとベビーオイルの中間のような役割があります。ベビークリームには、ベビーローションとの水分とベビーオイルの油分の両方がバランスよく含まれています。ベビーローションよりも重めのテクスチャーで保湿力が高いので、顔や全身に塗ると少し嫌がる赤ちゃんもいるかもしれません。乾燥が気になる部分にピンポイントで使うのがおすすめです。

赤ちゃんの保湿に!おすすめベビーローションランキング

No.1 アロベビー ミルクローション

ベビーローション アロベビー

価格:2484円(税込)
容量:150ml

ベビーローションといえば、定番人気のアロベビー ミルクローション。人気の理由は主につあるようです。

人気の理由①:新生児の赤ちゃんから使える安心&安全の99%以上天然由来成分処方

アロベビーでは、全製品99%以上天然由来成分でつくっており、赤ちゃんの肌へのやさしさに徹底的にこだわっています。このミルクローションは、世界的オーガニック認証団体であるフランスのエコサート(Ecocert)を取得しています。エコサートは、認証後も毎年再検査が必要と厳格なルールで運用され、この基準をクリアしている国内工場はたったの3つなのだとか。国内メーカーでもこの基準でつくっているのはまだ少ないようで、海外だとアヴェダなどがこの認証基準でつくっています。純国産製品なのも安心の基準です。

人気の理由②:「Amazon ランキング大賞 2016 上半期(コスメ・化粧品・ボディケア部門)」1位

ネットを中心にママたちの口コミ評判が広がったミルクローションですが、Amazonの2016年上半期での売り上げを集計した「Amazon ランキング大賞 2016 上半期(コスメ・化粧品・ボディケア部門)」にて1位にランクインしています。

※Amazon および Amazon.co.jp は、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です
※2016年6月1日調べ (集計期間: 2015年11月16日~2016年5月15日)

そのほか、楽天第1位(ベビーローション・オイル部門 デイリーランキング)や、育児関連雑誌が選ぶ「2015年 ペアレンティングアワード(モノ部門)」などの受賞歴があり、ママたちの口コミ評価が広がっているようです。

人気の理由③:肌荒れ・乳児湿疹の改善が期待できる

アロベビーミルクローションは、安心&安全の成分でつくられているため、肌荒れしやすい敏感肌の赤ちゃんにも使えるのが特長です。また、赤ちゃんの乳児湿疹で悩んでいたママたちから、ミルクローションを使い始めると「乳児湿疹がよくなった、改善された!」という声が多く聞かれ、肌荒れケアにリピートしている人も多いようです。

No2. ママ&キッズ ベビーミルキーローション

ベビーローション ママ&キッズ

価格:1944円(税込)
容量:150ml

育児・ママ雑誌でも取り上げられることの多いママ&キッズ。胎脂に近い成分の「ベビーズエマルジョン」が赤ちゃんをやさしく保湿。肌のバリア機能をサポートしてくれます。伸びがよく少量でも広範囲に塗れるので、コスパの面でもおすすめです◎。ベタつかず使いやすいという声がある反面、サラっとした塗り心地に乾燥が激しい赤ちゃんには保湿力が足りないという意見も。雑誌の付録や赤ちゃんグッズのお店でサンプルを配っていることも多いので、赤ちゃんの肌に合うか試してみるとよいかもしれません。

No.3 エトヴォス ベビーローション

ベビーローション エトヴォス

価格:2160円(税込)
容量:120ml

防腐剤フリーの無添加ベビーローションです(防腐剤不使用で使用期限2年)。4種のセラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸、ベタインを配合し、赤ちゃんをやさしく保湿してくれます。パッケージもおしゃれなデザインで、出産祝いなどのギフトにもおすすめ。無香料なのも赤ちゃんにはうれしい点です。口コミ評価では、サラサラとしていて保湿力が物足りないという人が多いため、気になる場合はベビークリームやベビーオイルと併用するとよいでしょう。

No.4 ヴェレダ カレンドラベビーミルクローション

ベビーローション ヴェレダ

価格:2376円(税込)
容量:200ml

ヨーロッパ発祥の人気オーガニックコスメブランド ヴェレダのミルクタイプのベビーローション。肌荒れ予防に効果があるとされるカレンドラエキスが配合されたベビーローションで、赤ちゃんの乾燥肌による肌荒れや乳児湿疹を予防してくれます。

市販のベビーローションと病院で処方される保湿剤との使い分けは?

赤ちゃん 肌荒れ 小児科 皮膚科

赤ちゃんの保湿でママが気になるのは、「市販のベビーローションよりも病院で保湿剤を処方してもらった方がよいのでは?」という疑問。病院ではどのような保湿剤が処方されるのでしょうか。

赤ちゃんの肌荒れ症状の度合いにもよりますが、あまり症状がひどくなければ市販の保湿剤と変わらないものが処方されることが多いようです。しかし、赤みや湿疹がひどい、カサカサがひどい、赤ちゃんが患部を掻き壊している、などといった場合は、肌荒れ症状の進行度によって、ステロイドが含まれた強めの薬が処方されることも。

その刺激の強さや赤ちゃんの肌への影響から、ステロイド薬を使うのに抵抗があるママも多いことでしょう。一方で、赤ちゃんの肌荒れを早く治してあげるためには、医師の指示に従って正しくステロイド薬を使うことも大切です。ただし、長期間ステロイド薬を使用するのは危険です。肌荒れがなかなか治らない場合は、自己判断せずに医師に相談しましょう。

やはり、毎日のベビースキンケアには肌にやさしい成分のベビーローションがおすすめです。

赤ちゃんの保湿ケアは親子の絆を深めるコミュニケーション

赤ちゃん ママ

赤ちゃんの保湿ケアはやさしくマッサージするようにおこないましょう。この毎日の保湿ケアを通して、ママは赤ちゃんの少しの変化にも気付けるようになります。肌と肌の触れ合いで、親子の絆を深めるスキンシップ、初めてのコミュニケーションになるため、赤ちゃんに語りかけながら愛情を込めて取り組みましょう。赤ちゃんの乾燥肌・肌荒れ対策と改善、アトピー予防、親子のコミュニケーションなど、たくさんの効果がある保湿ケアをぜひ習慣にしてくださいね。